TACOMA FUJI RECORDS

CSSS live in Bangkok designed by MOOLA / YANGGAO

6,600円(税600円)

STANDARD SHIRTS
COTTON 100% MADE IN JAPAN

SIZE
S : 身幅 48cm 着丈64cm 袖丈19cm
M : 身幅 52cm 着丈67cm 袖丈20cm
L : 身幅 56cm 着丈70cm 袖丈21cm
XL : 身幅 60cm 着丈73cm 袖丈22cm

THE ART OF CSSS (Citrus Seasoned Soy Sauce) / 橙藝術
アラスカ州アンカレッジのチャイナタウンに位置する中古レコード専門店の店主、シンガーソングライター・アイザック・オデンの別名はシンガーソングライター・CSSS(CARIBOU SHOWS SACRED SEA)。90年代中盤から、自作のミックステープのテーマに合わせ曲を制作し始め、自身のレコードショップでライブを行いながらミックステープと中古レコードの抱き合わせ販売を行っていた。彼の音楽性の特徴としてあげられるのは環境活動家としての側面からなる独特のものだ。電子音のようなイルカの鳴き声、狼の遠吠えや漆黒の闇が広がる吹雪などアラスカの大地を想起させる音像が収められている。そしてもう1つの大きな特徴としてあげられるのは日本のシティポップの強い影響だろう。80年代までアンカレッジに数多く滞在していた日本人駐在員やその家族と親交があり、彼等の帰国時に残していたいった膨大な数の70年代〜80年代の邦楽ロック、シティポップのアナログを聴いて育ったことに起因するとフィルは語る。決まった日本語のフレーズを不規則にコピー&ペーストすることで実現した独特の言い回しは時にドリーミーで賛美歌のように多幸感に溢れ、時には予測不可能な呪術的に怪しげなフレーズとなる。

気の向いた時にはスタッフと共に全編日本語で歌唱するシティポップのカバーバンドをやることもあり、その時のバンド名は「THE ART OF CSSS(Citrus Seasoned Soy Sauce)」を名乗る。プロモーションで来日した際、告知もせず横浜と下北沢でシークレットライブを行ったことがあり、オーディエンスは偶然居合わせた数名の酔っ払いとスタッフのみだった。後に動画サイトで公開されたこの時のライブではマーチャンダイズも販売され、MCも含め前編日本語で行われた本格的なものだった。プライベートで訪日することでも知られ、80年代までアンカレッジに滞在していた日本人駐在員とその家族とは今でも親交がある。日本滞在時にはホテルではなく友人宅に寄宿することを公言していて、横浜線の車内や菊名駅周辺で「アイザックが居酒屋にいた」等頻繁に目撃される理由もそのあたりにあるようだ。

このTシャツはCARIBOU SHOWS SACRED SEAの別名義、「CITRUS SEASONED SOY SAUCE」として横浜と下北沢、タイのパフラットマーケットでライブを行った際に販売したTシャツを復刻したもの。バンド名の由来は「食事が美味しくなるし、日本の友人を思い出す」とアイザックが語る、彼の大好物の英語表記からなる。
*このストーリーはフィクションです。


MOOLA ムラ

タイカレー食堂“ヤンガオ”のオーナー。
グラフィックデザイナーとして転勤でタイ・バンコクの6年半の海外生活を過ごす。その中で感じた「タイ在住の日本人の僕がすべき表現は何か」という視点を訪日外国人の視点で捉える事の面白さに気づき、自身が経営するヤンガオのタイカレーを日々作り続けながら、デザイナー、DJとしても活動中。